どんなに強い酒でもかなわないほど
お前はひどく俺を酔わせる

 ( やめてくれ 俺はそんなに 強くないんだ )

青白く光る月が不気味に笑う
その憂い唇を奪ってしまえと

 ( お願いだ それ以上俺に 近づくな )

火傷どころじゃすまないだろう
きっとふたり 茨に巻かれ 身動きさえもできずに

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2月14日。
そう、今日は2月14日。日本式では年に一回やってくる、女の子の勝負の日。アメリカ式もあるけど、そんなの今は知らねぇ。

そう、今日はバレンタインデー!!

あたしは今まで友チョコ(もしくは可哀相な男子にあげてた)しかしなかったが今年は違う。
あたしは今日、好きな人にチョコを渡します!
好きな人は同じマンションの幼馴染、拓海という奴。
いやさ、今まで結構好きだったよ?けど告白はできずにずるずると幼馴染をやっていたが、そんなのとは今日で終わりにしてやる。
フラれるのは分かってるけど、そっちの方がスッキリするかなと思って。

あたしは鞄に拓海に渡すチョコを入れて、気合を入れて学校に登校した。



***



「はい。ハッピーバレンタイン。紗奈」

教室に着くと、あたしの友達の麻衣が可愛らしくラッピングされたチョコを渡してくれた。

「ありがとう!はい、これ。麻衣の分」
「ありがとう。おいしそー」

麻衣はあたしの作ったチョコとクッキーを嬉しそうに眺めた。
そんなに見られると照れるって。


「そうそう、ちゃんと作った?」
「ん?」
「拓海くんの」
「もちろん。一番キレイにできたやつにしたよ」
「じゃあ、後は帰りに渡すだけか」
「うん」

それから友達に渡したり、貰ったり、そっちの方が忙しかった。(授業そっちのけで)



***



そしてやってきました、放課後!

早いような、遅いような、変な感じ。

「じゃあ、紗奈。頑張れ」
「うん。ありがとう」
「もしフラれたら、チラリチョコあげる」
「安っ!」
「言っとくけどマジだから」
「・・・分かったー。じゃあね」

麻衣に手を振ってあたしは教室を出た。
拓海はマンションの下に呼び出してある。
よしっと自分に気合を入れ、少し緊張をしながら、学校を後にした。





「はぁ・・・寒いなぁ・・・」

何と言ってもまだ2月。昨日なんか粉雪降ってたし。
あたしはお気に入りの黒と白のボーダーのマフラーを鼻の上まで押し上げながら歩いていた時、

「紗奈じゃん」

背後から声をかけられた。
え?っと思って、振り向くと、そこには今からマンションの下で待ち合わせる予定だった奴がいるではないか!!

「あ、ってえぇ!??」
「そんな俺がここにいるのがおかしいか」
「え、いや、えぇ!?」
「お前が呼んだんだろー。だから早く帰って来てんだ」

そう言いながらあたしを指差しているのは、あたしがこれから告白する相手、拓海だ。
学校指定のスクールバックを肩に掛けて、手には随分大きな紙袋を持っている。
まぁ、中身は想像がつくけど。

普通にあたしの隣まで歩いてきた拓海。まぁ、自然と並んで歩く形になる。

「それ、もらったの?」
「ん?」

「それ」とあたしは紙袋を指差すと、拓海は「あぁ」と言った。

「そう。俺ってばモテモテ。羨ましい?」

にっこりと笑ってそういう拓海。ハッキリ言ってウザい。
思わず冷めた目が見る。

まぁこいつはカッコいいし、明るい性格だからみんなに好かれる。もちろん女子にはモテるし。
こんな奴の彼女になんてなれるワケないって知ってるさ。だからフラれるんだよ。

拓海は「うそうそ。ごめんって」と笑って言ったけど、あたしは「いや、別に?」と返した。

すると拓海ははぁ、と大きなため息をついた。

「どしたの?」

自然に口からはその言葉が出る。

「実はこれさ、いらねぇっつっても押し付けてきたんだよね。正直、貰いたくなかったんだけど」
「・・・ふーん」

返事こそ普通にしたが、あたしの心の中は軽いパニックを起こしている。

何で?貰いたくないって何!?あたしめっちゃ渡そうとしてたんですけどー!
ってことはこの状況で渡したら、もうウザい人?いらないって言ってる人に渡すとかイジメじゃん。
えぇ、でもどうしよ・・・告白するって決めてたし・・・告白だけする? でも、どうしよー・・・

「紗奈?」
「はぃぃっ!?」

いきなりのあたしの反応に、拓海は当然驚く。

「どしたん?」
「え、えーと・・・拓海って、チョコ嫌いなの?」
「?何で?」
「だって、今「貰いたくない」って言ってたから」
「あぁ、嫌いではないけどなー」
「けど?」
「俺、やっぱり好きな人のが欲しいもん」

拓海の素直なその笑顔とその言葉に、あたしは頭はガツーンと打たれた。
そんなの言われたら終わりじゃん。ていうか好きな人いたのかよ、こいつ。

「好きな人いたんだー」
「うん。かなり前から好き」

あぁ、あたし死んだ。ごめんよ麻衣。告白する前にフラれちまったぜ・・・
あたしがそんなことを思ったときだ。

「そーいや紗奈さ、俺に何かあんの?わざわざ呼んで」

え、ちょ、そのタイミングで聞くかお前ぇぇぇぇ!??
思わず心の中で突っ込む。いや、突っ込まずにはいられない。

「紗奈ぁ?」
「・・・ッ」

先生。顔を覗きこむとか、反則だと思います。ていうか犯罪。
心臓バクバクいってるし・・・!どーしよ、もう言っちゃおうかな・・・

「あー、えっと・・・」
「うん?」

やっぱ怖いよー!!
けどここで負けたらダメだ、紗奈!

「た、拓海に・・・好きって言おうとしたの!」
「・・・へ?」
「分かってる!好きな人からしかチョコ受け取らないんでしょ!?だからあたしあげないから!それだけ、じゃあね!!」

早口にあたしはそう言ってその場を駆け出した。
走って走って走って、とにかく走る。スカートなんか気にしない。
目が少し潤んだけど、「フラれるなんて初めから知ってたじゃん。こーなるって分かってたじゃん」と自分に言い聞かせて無理矢理涙を止めた。


***


割と早く自分のマンションが見えた。息がすごく荒いし、しんどい。
一回、自分が走ってきた道を振り返ったけど、もちろん拓海の来る気配なんてなかった。
まぁ、明日はちゃんと話せたらいいけど。そうだ、麻衣にチラリチョコ貰おう。なんて考えながら、マンションに向かう。もちろん歩いて。

自分のマンションの入り口が見えてきたと思ったら、

「おそーい」

拓海がドアの前の階段に座っていた。

・・・え?

「えぇぇぇぇ!??」

何あんたフツーに座っちゃってんの!?てか何でいるの!?あたし走ってきたんですけど!??

「走ってたら途中で友達に会って。チャリ乗っけてもらった」

何フツーに言ってんのー!?

あたしの頭は普通にパニック状態だ。意味が分からない。何でこいつがこんなとこにいるのか。いや、ここはこいつの家でもあるけど。今はそーゆー意味じゃなくて!!

「紗奈のバーカ」

1人パニック状態になっていると、拓海がいきなり言った。
一瞬あたしの頭は活動を止める。

「・・・・・え?」
「聞こえなかったのかよ?紗奈のバーカバーカバーカぁ」
「聞こえてるけど!!」

あたしが突っ込むと、拓海は「あはははっ」と笑った。

「聞こえてるけど、何でバカとか言われなきゃなんないの?」

ちょっとムカついて、つっつけどんな言い方になってしまう。
けど拓海は、呆れたように言う。

「だからー。そこがバカなんだよ」
「意味分かんないから」
「じゃあ、何で俺は今、ここにいるんでしょー?」

両手を大げさに広げて、拓海はそう言った。
あたしは思ったことをそのまま言う。

「だってここ、あんたの家じゃん」
「だーかーらー、それならわざわざ紗奈より先回りしてしかも紗奈を待つことねぇじゃん」
「・・・競争?」
「バカか」

拓海は呆れて吐き捨てるように言った。でもその後、うつむいてしまって。
どうしたんだろ?と思ってたら、

「        」

消え入りそうな、いや実際ほとんど消えていた、それぐらい小さな声が聞こえた。

「えっ?」
「っ紗奈が好きだから!」

拓海は弾かれたように顔を上げてそう叫んだ。
またもあたしの頭の活動は停止する。

「え・・・と?」
「だから、俺が好きなのは紗奈なの!」

あぁ絶対今あたしすごい顔してる。だってびっくりしすぎてるもん。
お願いだから、あたしの頭、活動再開してください。
あたしがそんなことを願っていると、拓海はいきなり立ち上がった。

「・・・ん」
「は?」

あたしの目の前で来ると、おもむろに手を差し出した。あたしは状況なんて理解できるわけがない。
そんなあたしを見て、拓海がムッとして言った。

「言っただろ?俺、好きな人のが欲しいって」
「へぇ?あ、うん」
「だからちょーだい」

笑顔で首を傾げながら手を差し出して、何か可愛いじゃないか。
そんな拓海に流されて、あたしは思わずチョコは渡してしまい、さらに「ここで食べる」とか言い出した拓海に付き合わされて、階段に並んで座ることになってしまった。

「そーいやさ、俺がいきなり紗奈が何で呼び出したのか聞いた時、「何でこのタイミングで?」って思わなかった?」

あたしのチョコを食べ終えてから、拓海が口を開いた。

「え、あぁ、あれはビックリした」
「アレさ、実はわざとなんだよねー」

「にこり」と言うより「にやり」に近い感じで笑う拓海。
少し時間をかけてやっと理解したあたしは、猛反論する。

「何それ!?どーゆー意味!??」
「いやさー、今日呼び出された時点で少しは期待してたんだけどさ」
「まじですか」
「まじです」

一瞬マジな顔をしてそう答えると、またふざけたように笑う。
何か、今日(ていうか放課後から?)は拓海のせいで頭が混乱しすぎて疲れた。

「もー今日は疲れたー」
「えー?でもさー」

そこで一旦言葉を区切った拓海に疑問を抱くと、いきなりあたしの手を握ってきて、

「晴れて両思いになれたんだし?よかったじゃん」
「っ・・・それは、そうだけど・・・」
「あー。照れてるー」
「うるさい!」

「まぁ、今日は帰ろっか」と言った拓海に手を引っ張られて、エレベーターに乗り込む。
そこで一つ、疑問が出てきた。

「ねぇ、紙袋は?」
「あー、チャリ乗っけてくれた奴にあげた」
「全部!?」
「うん」

すごく普通に言う拓海が少し信じられない。
だって人に貰ったモノだよ?普通人にあげる?あたしなら絶対にしない。え?意地汚いって?失礼な。

「だって、紗奈から貰えたんだし」
「一つでいいの?」
「だって、好きな人からのだし」
「・・・そっか」

まぁ、拓海がそう言うんなら、いいのかな・・・・

あ、明日ちゃんと麻衣に報告しなきゃ。
何はともあれ、あたしにとって最高のバレンタインになりました。






〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
バレンタイン企画で愛美サンから頂きました!!
素敵な小説ありがとー!

あ、明日は職場体験があります。

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わたしとあなた
ずっと一緒に
いつでも傍に
支えあって
どちらかが死ぬまで

嗚呼 それは まるで

芯をもった契約の様に

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鳥籠の中
捕らえられた 一羽の鳥

居心地はどうだい?
窮屈ではないかい?

怪我をおった羽を引きずるくらいなら
いっそ 引きちぎってしまおうか

声を聞かせておくれよ
女神のようなその声を

もし君が泣きつかれて声が枯れてしまったら
僕が 代わりの喉をあげるから

歌っておくれよ
他の誰でもない 僕のため

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ずぶ濡れの子猫
赤い傘はどうしたの

いらないの
わたしには似合わないもの

帰っておいで
きみのおうちへ

かえらない
この子をひとりにできないもの

それは空が泣いた日の

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...自転車でいつもはしゃーって走ってたところで
漕がずにいるとノロノロと歩くのと変わらないスピードです。

あ、バナー増やしました。で、何個か消そうかなと思ってます。
で、バナー元絵こちら↓
首筋

もう途中から男か女かわからなくなってきた。
まあ、いっか、落書きだし。

バナーは「はじめにお読み下さい」の追記に載せました。

要は、結婚しようかと言う話だった。






ロポーズ






えっと、なんていうかまあ、おれ達付き合いはじめて大分たつだろ?それで...さ、おれ、そろそろ心決めて......ああ違う、なんていうか、その...もっと一緒にいたいなぁとか思ってるんだけど、もちろん君次第だよ。だから....おれはそう思ってるから。ああもう、上手く言えないな。あ、もっと一緒にってのは、デートの回数増やすとかじゃなくて....いや、減らさなくていいから。で、毎日朝からでも君の顔を見たいっていうか....

「で、結局何が言いたいの?」
さすがにしびれが切れたわたしは彼に言った。
すると、思春期の中学生かというくらいにしどろもどろしだした彼。しかし、決意をしたのか、キュッと顔を引き締めて、まるで卒業式の卒業生みたいにガッチガチだ。なんだか笑えてくる。

「結婚、しようか」

なんでそんな短い言葉が出てこないんだろう。
もう雰囲気ぶち壊しじゃないか。

「し、幸せにする...から」

彼はもともとそうなのだ。言いたいことがハッキリ言えない。言おうとしても、どうしても遠回しになって相手に伝わらない。いつの日かのわたしへの告白だってそうだった。今日みたいにしびれを切らしたわたしが「言いたいことがあるならハッキリ言いなさい!」と喝を入れて告白の言葉を聞いたんだ。なんでそんな彼と付き合いはじめたんだとよく聞かれたが、わたしにもわからなかった。話していると苛々して、ついつい怒鳴ってしまう。今までなんかい喧嘩をしただろう(ほとんどわたしからの一方通行だ)。でも、それでも――――

「駄目...か?」
フッと頬がゆるむ。
「なぁに言ってんの」
彼の額にデコピンを一発入れると、彼は大げさに「イダっ!」と言ってよろけた。

「わたしが幸せにしてやるんでしょ」

いたずらに笑ってみせた。それだけで、充分だった。彼は今までに見せたことのないくらいの笑顔でわたしを抱きしめた。







終わり







うぃ。
幸せなお話

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さわき〜


こいつらマジでかわいい。
アニメ化する前から好きだった。
てか結構前の落書きだったり....
もっと描きたかった

やっと、やっと、やぁーっと!!

テストから解放されたーーーーーっ!

そして今日は何の日でしょう?
陣内智則サンのたんじょーびです!!
おめでとぉ^^

ま、今日からまた更新していきますんで、ヨロシクです。

追記でコメ返信

更新しないとかいいながらしてしまいました。
でもバレンタインだしぃ、

フリーイラストぉ!!配布です。

ばれんたいん

親愛なる者へ
感謝と愛をこめて

期間は2月いっぱいってことで。

ひっじょーに残念ながら、

テスト期間に突入する為、しばらく更新停止いたします。

多分22くらいに更新再開かな?
ホント、すみません。

もしも世界が平なら
わたしは何をいたしましょう

歌を歌っていましょうか
この声が枯れ果てるまで
この世界が朽ち果てるまで

もしも世界が平なら
わたしはどこへ向かいましょう

果てなき果てを目指しましょうか
そこには荒れ地が待っているでしょう
そこには理想郷が待っているでしょう

もしも世界が平でも
わたしは変わらず生きましょう

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鳥が水へ飛び込むとき
私は何を思うのか

魚が宙を飛びゆくとき
私は何を願うのか

太陽はいう
わたしが世界の表を照らすとき
世界の裏はどうなるのだ?

月はいう
わたしが闇夜を照らすとき
彼の地では何があるのだ?

まだ見ぬ世界のどこかには
己と瓜二つのヒトがいるという

知らない世界の
知らない私

どこで生まれ
どこへ向かうのか

誰と出逢い
誰と別れるのか

見当もつかない現実に立ち尽くすか
それとも


神はいう
わたしとう存在が創造のものならば
今いるわたしは誰なのだ?

(お前は誰だ)

私はいう
答えを探すために旅にでようか
海を渡ろう
空を飛ぼう

私が一歩踏み出したとき
世界は何が変わるのか

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まめ


今日は節分だーい。
あの、こんな鬼いたら皆さんどうします?

空からふってくる雨は
いつの日か小さな川をつくり
大きな海へとたどりつく
そして熱を奪われまた空へと戻る

僕が生まれるうんと前から
世界はそうして生きてきた

繰り返して巡る
巡っては繰り返す

ならば僕は何処へゆこうか

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塗り絵版でねこさんの線画をお借りしてぬーりぬりしました。
neko

楽しかったですとも。
普段はめんどくさいのひと言で使わずにいるフォトショを使いました。

配色は...気分ですね。
青い目が好きです。黒も好きだけど。

あ、画像クリックでドでかく表示です。

ねこさん、素晴らしい線画ありがとうございました!>_<

昨日は約5km
今日は約4km

走りましたよ。
卓球部員は普段走らないから、地獄だ。

激しく筋肉痛ですよ、うぉい。

痛くて仕様がないっす。

でも明日も部活あるよ。
習字とかぶってるよ。
もうそろそろでっかい半紙に書かなきゃなんだけど。
あ〜...

ダレカタスケテ


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